人権標語の作品例と職場の企業倫理 | 安全スローガンと標語

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人権標語の作品例と職場の企業倫理



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人権標語の作品例に示される内容と、職場の「実質的な」【企業倫理】は、実際のところ、なかなか相容れないものではないでしょうか。人のための企業を標榜しつつも、企業生存のための営みはけして無視出来ません。それはともかく、こういった根本的な問題に加えて、パワハラや職場いじめといった、利潤の追求とは関係ないところで人権無視の風潮が横行している実情もあります。職場の人権標語という場合、まずはこうした、あってはならない人間関係の撲滅を目指して作成を推進していくことになるのだと思います。職場いじめなど無い、円滑な職場の人間関係の構築には現場のみならず、経営トップにも政治家たちにも関与して頂きたいと切に願うものです。

人権標語の作品集 例 社会人と小学生

人権標語の作品集(最優秀作品・入選作品など)を見ていて感じることは、社会人として、円滑な人間関係の基本となる人との接し方がいかに『出来ていないか』ということです。思いやりの心で−相手の気持ちになって−ということが、取引先に対しては形どおりできていても、いざ職場内になるとパワーハラスメント等のハラスメント(いじめ)が平然と横行します。これははなから「思いやりの心」など微塵も無かったことの証左ではないでしょうか。

人権標語 職場と小学生の心では、人権標語の心である「思いやりの心」の啓発について述べています。

社会人の人権標語作品集の例

関係者には申し訳ありませんが、銀行業界の人間関係には暗さを感じていた昨今、全銀協会員職員を対象とした人権啓発標語募集が行われていることを知りました。ここでは過去の人権標語に優秀作・入選作がストックされています。

全銀協がなぜ人権標語を募集啓発しているのか?小生の所感のとおりであるのでしょうか・・。銀行関係者は社会人の中の社会人。その社会人が応募する人権標語の数々は社会人の人権標語優秀作品集と言っても良いのでは。

優秀作品に『小さな言葉が 大きな傷に 少しの言葉が 大きな愛に 〔みずほフィナンシャルグループ 杉山嘉奈子 氏〕』があり、「思いやりの心」が強調されています。その他、人権標語の作品集のどの例にも、「相手の気持ち」「思いやりの心」がテーマとなっているようです。

全銀協会員職員を対象とした人権啓発標語作品集の例の数々
http://www.zenginkyo.or.jp/abstract/efforts/contribution/human_rights/

小学生の人権標語作品集の例

今や、社会人と並んで小学生の中にもいじめやパワハラ?が横行するご時世です。そんな中、子供である小学生にとっても、人間関係における悩みは社会人と変わることはありません。

思いやりの無い横暴な言動や暴力が子供達(小学生達)を苦しめており、そのことは、小学生の人権標語の作品集をみれば良くわかるところです。

平和に敏感な広島市では、人権啓発事業として人権標語の募集を小学生から募っています。平成18年度の優秀作品は『なりたいな あいてのきもち わかる人 住井 貴裕 安北小学校5年』。

人権標語入賞作品(平成10年度〜平成15年度)
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1111538841571/index.html
人権標語入賞作品(平成16年度〜平成20年度)
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1268627303816/index.html

人権標語の作成とテーマ

人権標語の作成や作品の募集・応募は小学生や比較的若い世代を対象にしている現状です。人権標語の作成にあたり、テーマ例示の配慮などもなされつつ遂行されています。これは、いじめ問題や差別・偏見といったことが、小学校・中学校で問題になっている現実を受け、戦争や平和問題、さらには環境問題について、若い時期に意識して啓発して行かなければいけないということであると思います。

安全衛生標語の筆頭こそ人権標語

しかしながら、職場でのいじめ(パワハラ)の横行や戦争・環境問題は、大人自身が引き起こしているわけで、大人こそ、人権標語の例を示すべきではないでしょうか。安全標語の数々は職場・企業で盛んに取り上げられていますが、労働安全衛生という観点から言えば、人権に抵触する人間関係(パワハラ等の立場上の弱者に対する一方的押し付けなど)こそ排除されるべきであり、人権標語とはまさに職場における安全衛生標語の筆頭にあげるべきものと考えます。

職場における人権標語作成上のテーマの多くは職場いじめやパワハラ等ですが、広く人権標語のテーマを考えると以下のような項目になるでしょう。

  • 環境問題(地球温暖化など)
  • 障害者に関する人権問題
  • 高齢者に関する人権問題
  • 戦争と平和の問題
  • いじめの問題
  • 偏見と差別
  • 女性の人権問題
など。

私たちの身近には人権問題が山積しています。それらを真摯に見つめて、自身がこの問題はこうしたいという思いで人権標語を作成することが肝心です。人権標語の作成は作品の優劣ではなく、こうした意識を持つことに意義があり、人権意識の啓発に繋がるものと信じます。

人権と人権啓発標語

人権を擁護していく観点から、地方自治体等の人権委員会では、地域住民を対象に人権の大切さを考えてもらうためのイベント(行事)を行っています。その中でもメインとなるのが、小学校高学年・中学校・高等学校・盲学校・ろう学校・養護学校等の児童生徒を対象に行う人権啓発標語の募集です。これは、児童からの声を大人たちに届けるという意義があるのでしょう。昨今、タイガーマスク(伊達直人)のランドセル贈呈というニュースが巷に流れました。人権擁護の精神を啓発していく上にも嬉しい事件でした・・。どんな大人にも、未来を築く子供達を護りたいという意識は必ずあります。子供達の人権啓発標語が、大人たちの人権擁護意識をなお一層啓発していくことを切に願うものです。

企業倫理と人権標語

企業倫理と人権の問題を考えると、企業と「顧客の人権」が最優先される中、企業とその従業員の人権については、どうしても二の次にならざる得ない状況があるようです。企業に掲げられる人権標語が安全標語より少ないことは周知の事実ではあります。企業倫理を掲げる企業であれ、労働環境の面で、企業という組織と一個人である従業員(社員)との関係が取りざたされないことはまずありません。

これは、「組織のための人間か人間のための組織か」あるいは、「利潤の追求か人間の幸せか」という根本的な問題であり、根の深い問題です。組織と利潤を優先すれば人権が疎かになり、人権を優先すれば利潤の追求が疎かになるといういう、イタチごっこ的な要素もあります。この問題は経営者サイドが企業経営の長期にわたるの展望に立って、人権を見つめていくこと以外に解決の糸口はないものと思われます。故に、経営者自らが人権標語の作成をしていくことも必要なのではないかと考えます。

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