安全スローガン | 安全スローガンと標語

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安全スローガンについて



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安全スローガンの安全が意味するところは、安全衛生であり労働安全です。スローガンはわかりやすく言えば標語ということになりますが、厳密にスローガンを定義すると、標語の中でもアピール性のある、特に宣伝的な標語のことをスローガンと言い、組織や団体の行う運動やその理念の目的とするところを、簡潔に言い表した言葉ということになります。

したがって、現場における未然の危機回避や物理的・精神的両面にわたる安全衛生上の標語の総称が安全スローガンということになると思います。現場の性格上、建設業や工場で安全スローガンを掲げる会社が多い実情です。

安全スローガンの存在意義

安全スローガンの多くに現場従業員の心の引き締めに関するものが多いのは当然のことですが、現場の労働環境のあるべき姿に言及したものがあっても良いと思います。安全スローガンを募集する組織や会社の管理者サイドにとって、そういった安全スローガンは耳に痛いので、健気な心の引き締めに終始した作品のみが陽の目をみることになるのでしょうか。

それはともかく、マンネリや怠慢や慣れが危機意識を遠ざける大きな要素であり、これらを排除するためにも、安全スローガンの存在は大切なものと言えます。安全スローガン自体は職場で多く目にしますが、職場を離れても交通安全標語や火の用心の標語ならどこかにあり、これらを目にする度に「気をつけよう」という思いにかられるのではないでしょうか。老若男女全てにわたり、安全スローガンの存在意義には大きなものがあります。

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安全スローガンの日本の歴史

安全スローガンも時代によって用いられ方や捉え方に変遷がありました。特に日本の場合、第二次世界大戦の戦時中と戦後ではそれが顕著です。

戦時中は国家が国民に対して挙国一致をあらわにし、産業報国運動なるものが盛んで、安全スローガンの一つ一つが軍国主義日本を表明するようなものばかりでした。例えば『誓って安全 貫け聖戦 (第15回 昭和17年度より)』『必勝の生産 鉄壁の安全 (第16回 昭和18年度より)』『決戦一路 安全生産 (第17回 昭和19年度より)』といった具合です。

それが戦後、民主主義の世の中になり、戦時色に対する批判から安全週間における「安全スローガン」は長きにわたり姿を消してしまいます。やがて、安全スローガンが姿を現すのは昭和36年。民主化での復興の中、科学的かつ組織的な安全管理の推進を呼びかけようという動きがスローガンの提唱という形で実を結びます。


戦後復活した安全スローガン
第34回 昭和36年度 作業設備をととのえて 職場の安全をはかろう
第35回 昭和37年度 設備を点検整備して 職場の災害をなくそう
第36回 昭和38年度 整理整頓を徹底し 良い作業環境をつくろう
第37回 昭和39年度 作業の環境を点検整備して けがのない明るい職場をつくろう

国家を意識した全体主義から各人の生活の場である職場が重視され、民主化の様相が色濃く反映されるようになりました。めでたしめでたしです。

スローガンと意味の近い言葉

スローガンと意味が似通った言葉がいくつかあります。一度は耳にされたことがあるかと思います。

座右の銘(ざゆうのめい)
日々心に留めおき、行動の戒めとするための文章やことばの記録。日々傍らに置くように意識しておくことが肝心です。
モットー(伊: Motto)
組織や集団の日常行動の「指針」を表す事柄、また、指針表した言葉のことをモットー呼びます。目標や信条を表現するもので、日常行動に直結させたいものです。
標語(ひょうご)
モットーやスローガンも標語として扱われます。冒頭申したとおりに組織や集団の行動・判断の基準・規範・指針・理念を簡潔に表現した文章や言葉や句のことを言います。読みやすく呼び易いように、俳句同様に五七五の型を取ることが多いです。

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